英文レジュメ作成のコツ
今日は、私なりの英文レジュメ作成のコツをお話したいと思います。
まず、レジュメを、粗くても良いので作成に着手しましょう。
・主語は削除。冠詞も意味がつながらなくならない範囲で削除。すごーい、とかの副詞や強調の形容も削除して、数字や時期などで代替する。
・動詞から始めますが、五感のイメージ喚起が強く具体的で積極的なものを使う。
・達成したAchievedとか同じ言葉の動詞も、できれば類似語も何度も使わない。動詞以外も、形容詞も名詞も、類似を避ける。MECEを目指す。
そして、第一志望でない会社から面接を始めましょう。
・面接時の質疑応答のフィードバックをレジュメに反映させましょう。
・レジュメの推敲は10回以上、数社の面接を通してしましょう。
やっと、第一志望の会社との面接に近づいてきたと思います。ここで、
・MECEで漏れもダブりもなくなっていると思いますが、自分の強みや相手先の会社が求めているスキルの部分をMECEの下位の階層に、より具体的に追加していきましょう。
職務経歴でなくBioに追加する等でも、よろしいと思います。
・紙面の都合もあり、相手先の会社が求めて<いない>箇所を下位の階層から削除していきましょう。
・コミットするとかベストを尽くすような意気込みをみたいのか、即戦力として実績のみを見たいのかは、相手先の会社によりますので、それに合わせて調整しましょう。
少し、面接についても述べたいと思います。
・日本人面接官の是非には触れません。が、比較的に日本企業の採用面接官は、性格や人格まで見たいのか、本当は暇なのかわかりませんが(笑)、
時系列でみて手薄な経歴や空白の経歴の期間も探ってくる輩がいます。
そのような会社には、レジュメに反映させてもいいですし、面接のときに、その期間は何をしていた、ということを明確に答えられるようにしておきましょう。
・外国人面接官の場合(私が勤めたのは日本、米国、シンガポール資本の会社だけで、中国本土やインドの会社はわかりませんが、、)、
細かいことよりも、強みがなんなのか、入社したら何ができるかを、重視してくることが多いです。
あえて受ける会社が求めていない職歴部分は削除しましょう。
また面接のときに自分から話す必要はありません。
・あくまでもシンガポール資本企業の時に私は、日本人の人事採用もしていましたが、自分から弱みに見えてしまうレジュメを記載している方、聞いていないのに面接のときに自分から自分の弱みを発表する日本人が、非常に多いです。
職歴偽証はよくないのですが、セルフイメージを高くしてレジュメ作成し、面接にも、のぞみましょう。
面接のコツについては、また、別の日にお話しようと思います。
-
前の記事
悲しき中東;そして米中貿易戦争も、さらに長期化する 2021.05.30
-
次の記事
外為やFXにおける巨額損失へのリスクヘッジ方法 2021.06.01