目標を達成するコツ;BE、DO、HAVEを整合させる
・自分が、どんな心のありようでいたいのか(BE)、
・どんなことがしたいのか(DO)、
・その結果として、どんなものを獲得したいのか(HAVE)、
これらが整合していないとき、心理学的には、どこかで自分の目標にブレーキを自分で、かけていることになります。
BE、DO、HAVEに整合がとれていない、つまり齟齬がありますから、ある目標を達成しても(HAVE)、
「あれ、これは、私が求めていたものか」
という違和感を抱くかもしれません。
例えば、金が欲しい(HAVE)、とか、海外旅行をしたいとか(DO)、そういった煩悩が私の心には、溢れています。
しかし、私は、本当は、海外旅行をしたり、ある程度のお金で酒を酌み交わして、友達と楽しい心であること(BE)
を、求めているのかもしれません。
蛇足;
ある人生のマスターは、今、ここを楽しめ、と言います。
それは、穏やかで満たされた心のありよう(BE)かもしれません。
また、ある目標を達成したとしても、それは、さらに上位にある目標への過程であるかもしれません。
究極的に、考えると、人は、ある価値、ここでは超越性ということにしますが、そのような価値を志向しているのかもしれません。
また、その過程を、手段として考えていくと、自分のリソースも含めて、自分の身体性を考えざるを得ません。
1万人の人間が、1万年で、なんとか成し遂げることを、あなたがスーパーマンのように、銀河系を0.1秒で一周できるような身体をもっていれば、1秒で達成できるかもしれません。
また、男女が恋愛に陥った時、人が心を奪われるのは、そこに、ある種の超越性を投影する、からかもしれません。
脱線しましたが、超越性や身体性については、また、別の日にお話したいと思います。
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