海外テスト移住のすすめ
- 2021.10.05
- 海外移住
私は、安易に日本人に、海外移住を進めることは、慎んできました。
というのも、どの国家であれ、自国の国民=選挙民に、政府は優遇な施策を行います。
例えば、シンガポールでありますと、リーシェンロン首相は、
<外国人労働者は、シンガポールの労働力不足を補うバッファローにすぎない>
と明言していました。
私は、 リーシェンロン首相の発言は、当然と思います。
そして、そのような前提を認めた上にもかかわらず、私は就労ビザを取得したい、
という覚悟を外国人労働者に示す、という意味で、彼の発言はフェアととらえます。
にーーーも、かかわらず、私は、一部の日本人は、海外で仕事や生活をした方が、精神衛生上もよいのではないか、
と今は、考えるに至っています。
日本のいい所は沢山あります。例えば、
世界トップレベルの品質の料理を安価で享受できますし、100円均一ショップの品質も驚愕します。
歴史や伝統もあり万葉の時代から続く歌、花等の美意識も素晴らしい。等々。
しかし、ここでは、以下に日本の不幸も示しましょう。
・先進国でも韓国にも抜かれ、実質賃金が、非常に低い。
・法人税以外の税金が高すぎる。所得税もですが、消費税収<割合>は、北欧やドイツもこえ、さらに増大するでしょう。
・労働環境が悪すぎる。同調圧力が高すぎる。上司にゴマをする人間が出世をしやすい。
・子供の貧困や子供を育てる環境が悪い。
・よき四季や季節の変わり目が、不安定になっている(衣替えだけでなく身体を気候に合わせるコストが高い。当然、身体も崩しやすくなる。水害、地震、台風等の自然災害リスクが高すぎる。
・景気が好循環するためのインフレは生まれておらず、電気やガス、食物原料が上昇している。
・今回のコロナ禍で金融緩和せざるをえないのは理解できるが、首都圏の不動産は高く家賃も高い(あくまでも日本国内で、相対的に高い、という意味ですが)
・このコロナ禍であるにもかかわらず、上場企業の4割は最高益を更新しているが、その利益還元は主に株主や、その企業の経営者であり、トリクルダウンもおきていない。心的な国民の分断もアメリカに追随している。
暗くなるので、不幸をあげるのは、このくらいにしておきましょう。
海外移住といっても、100人いたら100通り、あります。
私としては、何か国か周り、実際に一国に絞る際には、最低でも観光ビザで構わないので一か月テスト移住をするのが、よいと思います
自由になる個人金融資産が8億以上あれば、ロンドン、パリ、サンフランシスコ、ニューヨーク、ミラノをおススメするかもしれません。
が、お金とは、本当に、贅沢をすると、あっという間になくなります。
ニューヨークでセントラルパークが見える高級アパートを借りるようなことはすすめません。
ちなみにセントラルパークタワーですと一戸で190億くらいする物件もあるそうです(笑)
今後、クアラルンプール、バンコク、バリ、セブ島、等への海外移住のお話を、別途、していこうと思います。
補足;
・不動産ブローカーで、マレーシアの〇ョホール〇ルのマンションを、法外に高額で斡旋した業者がおりました。そのような業者が多々おりますので注意しましょう。
・私は、一切の、不動産業者や、投資用マンション業者等との利害関係は、ございません。
・移住というよりも、海外不動産投資、に関しても、慎重にしましょう。私は、特定の投資<対象>を斡旋するようなことはいたしません。
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