海外テスト移住;セブ案

海外テスト移住;セブ案

今日は、テスト移住先としてセブ島をあげます。

フィリピンの首都はマニラですが、私はセブ島の方が、昔のフィリピンの首都としての伝統や文化の多様性を感じています。

以下に良い点と、そうでない点をあげてみます。


1 良い点

・日本から近く、行き来も楽である。

・ボーナス人口期(就労人口が高いので、一般的には経済成長しやすい)である。

・セブ島付近の海が綺麗である。ダイビングやシュノーケリングもできる。

・一年を通して夏。温暖な気候である。

・英語がかなり通じる。フィリピン人英語教師の発音品質は高く、英語の短期留学の体制が整っている。

・食事は、スペインやアメリカ植民地時代もあり、かつ華人もおり、多様性に富んでいる。(子豚さんの丸焼きが美味しい。豚さんに私は感謝しています)。今は、韓国人の方も多く、韓国料理が豊富です。

・クリスチャンが多く、人柄が優しい(宗教の是非や判断は、ここでは、行っておりません)。

・ショッピングモールも充実してきているし、その中には、和食の店もある。

・総じて物価が安い。節約生活、お金がなくても、移住できるとしたら、その中の一つがセブでしょう。

・ネアカで、踊ったり歌ったりするフィリピン人も多い。歌も、うまい。




2 留意すべき点

・ストレートチルドレンも多く、そのコミュニケーション方法をおぼえる必要がある。安易にお金を渡すのはよろしくないですが、現地のフィリピン人は、小銭を与えることが多いです。

・治安は東南アジアとして非常に悪いわけではない。が、当然、夜間は、電灯があり人が多い所を歩く必要がある。

・マーケットが閉鎖的で華人の一部の大富豪が富の大半を保有している。例えば、世界展開しているハンバーガーショップなどのファーストフード店も参入しにくい。

・ある程度のお金もあり、リタイヤ生活をするのではなく、就労ビザをとってセブ島でするとすると、うまく職業を探す必要がある。

・医療品質は高くない。歯の治療等は、すべて日本で行ってから、移住しましょう。

・お金を節約するならば、移動手段は、乗り合いバス(ジプニーといいます)。乗り合いバスになれる必要があります。



補足;

・ドゥテルテ大統領になって、麻薬に関わる人物が、かなり投獄なり、厳しい刑罰を受けています。極悪人ではなく貧しいから、麻薬に関わって生活をしのいでいた一般人といっていいのでしょうか、犯罪者といっていいのか、わかりませんが、友達が死刑にあっている等が、かなりあります。安易に政治の話をしない方が、よいと思います。

・これは、フィリピンだけではないのですが、首都部から離れると、家賃もかなり安くなります。が、物を買う店も少なくなります。できれば、スクーターくらいのバイクがあると買い物に楽です。

・飲み水は、余程、信頼できる井戸等を除いて、ペットボトルの水を飲みましょう。

・首都圏を外れると英語ができないローカルもたくさん、います。が、そのような方にも、積極的に挨拶できる方、また、首都圏遠方にいくと、テレビ番組の、無人島生活にちかい場所もあります。トイレやお風呂は、整備されていて、綺麗でないと、絶対無理である、という方には、おすすめしません。もしくはお金があれば首都圏のコンドミニアムに住むことをお勧めします。