30歳40歳を過ぎてからの英語の学習方法
- 2021.04.18
- 英語
今日は、効率的な英語学習について私なりの見解を述べます。
・言葉の意味は、文脈によって決まります。
・自分の話したり書いたりしている英語が正しいのか否かは、日本語を知らないネイティブの反応によってしか確認できなせん。
・学習した言語を記憶として長期に最も頭に定着させる方法は、その言語を自分で文章として組み立てネイティブに話すことである。言語学者ウィリアム A ヴァンス氏の見解です。
無意識で英語を耳で聞いて音として記憶することは、一歳児に利がありますが、上記を意識することは30歳や40歳でしか、できません。コミュニケーション能力、知恵、人生経験などの強みを総動員して学習効率を高めることができましょう。
例えば
・You have itとかYou have crystal ballという言葉を、いきなり見知らぬネイティブに話しても、ネイティブは怪訝な顔をします。そのネイティブが宝くじに当たったりしたときに、あなたは将来を予測する能力や天から与えられたギフトがありますね、とう意味が伝わります。相手との間合いの取り方が大事です。
・外国にいってしまうのが一番手っ取り早いのですが、今あなたは日本で働いています。そのジレンマを最小化する工夫をするしかありません。
・日本語で、目的や手段、原因や結果の上下関係が整理されていて、論理的な飛躍がなく、ほんの少しユーモアを交えたスピーチができる人は、英語をマスターするのも早いようです。
言語学的にはリスニングよりも、まず、話す方が、学習効率がよいそうです。
・英単語や文法を学習をする前に、例えば、ここでは、言語学者ウィリアム A ヴァンスの本を勧めます。実際に使える英語の学習の仕方自体を把握しましょう。ヴァンス博士との私は利害関係はありません。
・言葉の使途は依頼、質問、承認、合意、拒否などが大半です。あなたの仕事等でよく使う言葉に範囲を狭めると、覚えるべき文章はかなり限られます。まず、その範囲を優先しましょう。
・私は仕事の必要に迫られ35歳過ぎてから英語を学習しました。社内のメールはすべて英語、部下は帰国子女やハーフで、ほぼ全員、英検一級、TOEIC満点(集中力が途切れて1、2問間違えちゃうそうです)。僕は英検3級レベル(笑) そんな僕でも、今は一応、英語でビジネスできているので、英語学習に遅いことはありません。
皆さんの英語学習のヒントに少しでもなれば幸いです。
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