フレームワークで考えるべきなのか、考えるべきでないのか
この命題はビジネスのみに関わることではありませんが、多くの論者で意見がわれています。
が、私の意見は以下になります。
「フレームワークを含めてあらゆる思考体系を自分の頭に大量に取り込み続け、自分の思考体系を整理して、その後、自分の頭で、すべての問題を個別に考える」
です。
ある問題を解決するときに、その問題解決に適しているならば、ときには5FなりMECEのフレームワークを補完的に使うこともある、といったこともありえましょう。
しかし、言葉の蓄積も含めて、すべてゼロベースで考えろ、というのは詭弁でしょう。二歳児の判断が、いいというようなものではないでしょうか。また、フレームワークで考えろ、というのは正しいのですが、どのフレームワークを取捨選択すればいいのか、わかりません。
仮にマイケルポーターを支持する党派があり、すべてを5 Forcesで考える、というのは、5 Forces固定観念思考で、私は支持できません。
経済政策も似ているのですが、ケインジアンもいれば、シカゴ学派もいます。
私は、今の日本のデフレ状況、かつコロナ禍の状況では、ケインズの考えを多く述べているのみです。
今が昭和60年であれば、例えば消費税をすぐに10%+α あげることを提唱します。
個別のフレームワークの話は、また、別の機会にしようと思います。
補足;フレームワークの一部
MECE
3C分析
SWOT
5F
ランチェスター法則
コア・コンピタンス分析
7S
GTD
シックスシグマ
パレート法則
ロングテール理論
AIDMA
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